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第3回学術大会を2024年7月14日(日)大阪にて、大会長・有本博英先生、大会実行委員長・井口善隆先生の下、『3Dプリンティングが拓く矯正治療の未来』というテーマで盛大に開催いたしました。ご参加いただいた方、本学会員、協賛企業、また運営スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。
海外からの特別講演として米国のHongsheng Tong 先生と Alfred Charles Griffin Ⅲ先生に日本ではじめてご講演頂きました。両先生は、大変ユニークなアイデアを発案、3Dプリンティング技術を応用し、研究・開発、製品化の類稀な思考プロセス、さらに矯正歯科医師として臨床応用し多くの症例を惜しみなく披露していただきました。3Dプリンティングの醍醐味となるアイデアを活かした『ものづくり』をいかに、矯正臨床に落とし込み、患者様に還元するかを追求する姿勢も学ぶことができました。
また、国内依頼講演として斬新なアイデアで3Dプリンティング技術の臨床応用を日々追求されている、医師の宮崎邦夫先生、技工士の難波康博先生、歯科医師の渡邊佳一郎先生、間所睦先生、平岡孝文先生の自由な発想でとても熱いご講演で3Dプリンティング技術を活かした矯正治療の多岐に渡る可能性を示していただきました。また国内のみならず、日本から世界に発信する可能性も感じることができました。
最先端の3Dプリンティング技術によるイノベーションの波は、世界的にも急速に広がりをみせています。矯正歯科分野において日本が技術革新の波に取り残されないためには世界に追随するのみならず、日本から世界に発信することも肝要です。そのためのプラットホームとしての役割も本学会は担っていく所存です。
ポスター発表は、西尾佳朋先生が前回の優秀賞に次いで、今回は最優秀賞を受賞されました。河村純先生、山口修二先生が優秀賞を受賞し、大会中に表彰されました。
また、本学会の第一期となる認定医取得者を大会中にご紹介いたしました。松成篤先生(本学会第2回大会長)、山口修二先生、竜立雄先生、近藤崇伸先生、清水義夫先生、宮下剛先生、資格取得されました。おめでとうございます。今回は、歯科医師のみでしたが、来年は本学会の認定技工士の誕生も期待しています。第二期の認定資格申請の受付開始は、2025年3月末頃を予定しています。
海外・国内演者によるパネルディスカッションが加治彰彦先生を座長に、講演内容のさらに一歩踏み込んだ内容の質疑応答、並びに熱い議論が行われました。
企業展示も協賛企業13社により行われ、最新の3Dプリンタやその関連する機器、ソフト等の展示や紹介が行われ、製品の最新情報をご案内いただきました。
第4回学術大会は、東京にて開催する予定です。最新の情報は、本学会サイト、Facebookにてご案内いたします。

カテゴリー:お知らせ  投稿日:2024年7月18日

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